大田区でエレベーター設置工事会社で働くなら株式会社野村昇建-仕事を知る

エレベーターにはオフィスビルやマンション、ホテル、商業施設などで使われている乗用エレベーターのほか、病院などに設置される寝台用エレベーター、荷物と人の両方を運ぶ人荷用エレベーターなどがあります。また乗用のなかでも標準仕様のものから外の景色が見える展望用エレベーター、豪華な装飾のある意匠仕様のものなどあらゆるタイプがあります。
新設の設置工事の場合、メーカーから運搬されてきたエレベーターの部品を建築現場内のエレベーターシャフト内に運び入れ、現場で組み上げていきます。レール、ワイヤー、モーター、箱、乗り場など一つ一つに細かい設置作業があり、丁寧に施工します。エレベーターは運転手もなく自動で動く乗り物なので、設置後は稼働させて安全かつ正確に運行できるか何度もテストします。工事期間は、３階建てでは２～３週間、10階建てでは３～４週間、40階建てなどの高僧ビルでは3カ月～１年間ほどかかります。

改修工事は、ワイヤーや意匠的なものを一部だけ取り換えるという簡単な工事もありますが、ほとんどが古いエレベーターを新しいエレベーターに取り換えるリフォーム工事です。新設する工事よりも、改修工事の方が古いエレベーターを撤去する工事を含むため、施工時間が長くかかります。また新設工事では、設置する建物自体が新築の工事現場のため利用客はいませんが、改修工事ではすでにお客様がビルを利用している場合が多いので、粉塵や騒音、機材と人との接触トラブルがないように利用客への配慮も必要です。